夏、田舎、神社にて。

ド素人が詣でた神社を綴ります

宇芸神社 群馬県富岡市 2015/07/20

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宇芸神社(うげじんじゃ)

祭神:倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)

社格:上野国式内社

鳥居:○一の鳥居:○形状:明神鳥居

          ○材質:石

   ○二の鳥居:○形状:両部鳥居

          ○材質:木

特徴:宇芸神社のムクロジ富岡市指定天然記念物)

鎮座地:群馬県富岡市神成1178

 

式内社ということで、7月20日に行ってきました。

ネットで画像を見て「絶対好きなタイプの雰囲気やろな」と思って行ったら、バッチリドストライクでした。

なんて言うんだろうなこう・・・「田舎の夏」みたいな雰囲気。鳥居が風景になじんでいます。

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ここが入り口、一の鳥居です。

社標や額束には「宇藝」と書かれていますが、案内板の表記や頂いた御朱印は「宇芸」でした。

 

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一の鳥居からしばらく進むと、突き当りがちょっとした公園のような場所になりますが、ここから境内のようです。

 

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案内板

 

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手水舎は干からびていて、手入れもされていないようでした。

左側の建物は何でしょうか??

 

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その先の階段の上には二の鳥居が。

こういう階段の苔生した感じも、素晴らしいっすねぇ

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見づらくて申し訳ありませんが、二の鳥居には額束が2つあり、それぞれ「赤城大明神」「宇藝神社」と記されていました。

なぜ赤城大明神なのでしょうか?上毛三山だったら妙義山のほうが近いのですが・・・

まぁ3つの中でも赤城が群馬の人間にとっては特に崇敬の対象だったということなのでしょうか?

 

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そして更に階段をあがると・・・

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お社です。

ここまで来るのにかなり苦労しました(クモの巣的な意味で)

さらっと「階段をあがると・・・」とか書いてますけどめちゃビクビクしながら木の枝もって腕伸ばしたまま上下運動させて腰低く保ったまま歩いてました。

いやーでもほんとうに素晴らしいのです。社殿もそうですけど特に景色が。

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この田舎感、最高じゃないですか。「日本の夏」って感じがします。

 

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本殿

木製の覆いに囲われていました。

 

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なお、こちらの神社は神主さん等は常駐しておらず、御朱印をいただく際は境内に掲示されている神主さんか氏子総代の方へ連絡を取る必要があるようです。

私は氏子総代の方に御朱印をいただきました。

とても良い方で、神社にまつわることをいくつかお話いただきました。

その中で、「宇芸神社は元々別の場所にあった」と伺ったので、そこへの入り口まで案内していただき、宇芸神社の元来の鎮座地へも行ってきました。

 

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こちらがその場所です。

現在の鎮座地から徒歩20分位で、舗装された道から脇に入って3分くらい山を登るとたどり着けます。

小さい祠と石碑がありました。

こんな険しくて狭いところにあったのか・・・

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